「生兵法は大怪我のもと」の意味 「生兵法は大疵のもと」などの例文

「生兵法は大怪我のもと」は日常ではあまり使われないことわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「生兵法は大怪我のもと」の意味や「生兵法は大疵のもと」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「生兵法は大怪我のもと」の読み方

読み方:なまびょうほうはおおけがのもと
「生兵法は大怪我のもと」「生兵法は大疵のもと」の「生兵法」は「せいびょうほう」ではなく「なまびょうほう」と読みます。また、「もと」は「基」と漢字で書いても構いません。「大疵」は「おおきず」と読みます。「生兵法は大怪我のもと」は「生兵法は大疵のもと」などのバリエーションがあります。

「生兵法は大怪我のもと」の意味

意味:生半可の知識や技術でそれに頼ったり自負したりするのはかえって大失敗をすることのたとえ
「生兵法は大怪我のもと」は、江戸時代の短歌集「吾吟我集」に由来すると言われています。そこには、半端な武術では、小さな犬に噛まれてしまうということが書かれていて、深く知識を身に付けることの大切さを教えたと言われています。

「生兵法は大怪我のもと」の例文

例文1:生兵法は大怪我のもとだから、講習を受けてからでないと海に入れないよ。
例文2:まだボクシングを習って1か月も経ってないのにチャンピオンと対戦するなんて、生兵法は大怪我のもとだよ。
例文3:生兵法は大怪我のもとというから、きちんと基礎から学びたいと思う。

「生兵法は大疵のもと」の例文

例文1:フグの知識なんてそんなにないのに捌いて食べようなんて生兵法は大疵のもとだよ。
例文2:ほとんどプログラミングなんてしたこともないのに、それで本を書こうなんて生兵法は大疵のもとだよ。
例文3:株なんてやったこともないのに、いきなり100万も賭けようなんて生兵法は大疵のもとだよ。

「生兵法は大怪我のもと」をうまく用いる

「生兵法は大怪我のもと」は日常ではあまり使われないことわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。