「反りが合わない」の意味 「反りが合う」「反りが合わず」などの例文

「反りが合わない」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「反りが合わない」の意味や「反りが合う」「反りが合わず」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「反りが合わない」の読み方

読み方:そりがあわない
「反りが合わない」の「反り」は「そり」と読みます。「反りが合わない」は「反りが合わず」などのバリエーションがあります。対義語は「反りが合う」で、類語は「馬が合わない」などがあります。

「反りが合わない」の意味

意味:考え方が一致せずどうしても協調できない様子のこと
「反りが合わない」は刀と鞘の関係が由来していると言われています。「反り」は刀の反り具合のことで、鞘と反り具合が違っていれば、刀を鞘に納めることができないため、ここから考えが一致せずどうしても強調できない様子を「反りが合わない」というようになったと言います。

「反りが合わない」の例文

例文1:息子と娘は反りが合わないようでいつもケンカばかりしている。
例文2:反りが合わない者がチームにいると周りはやりにくくて大変だ。

「反りが合う」の例文

例文1:Aくんと息子は反りが合うようで気が付いたらいつも一緒にいる。
例文2:息子はクラブの仲間と反りが合うようでいつも楽しそうに学校に行っている。

「反りが合わず」の例文

例文1:取引先とは反りが合わず、なかなかお互いの思いが伝わらない。
例文2:彼は結婚した相手と反り合わず、離婚したらしい。

「反りが合わない」をうまく用いる

「反りが合わない」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。