「三人寄れば文殊の知恵」の意味と例文

「三人寄れば文殊の知恵」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「三人寄れば文殊の知恵」の意味と例文を紹介していきます。

「三人寄れば文殊の知恵」の読み方

読み方:さんにんよればもんじゅのちえ
「三人寄れば文殊の知恵」の「文殊」は「もんじゅ」と読みます。「三人寄れば文殊の知恵」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。

「三人寄れば文殊の知恵」の意味

意味:凡人であっても三人集まって相談すれば良い知恵が出るということ
「三人寄れば文殊の知恵」は仏教の文殊菩薩に由来すると言われています。文殊菩薩は知恵をつかさどる神様です。「三人」は数として多いという意味で使われたのではないかと言われています。たくさんの人数がよれば文殊菩薩のように知恵やアイデアが出るという意味で使われるようになったと言われています。「三人寄れば文殊の知恵」は凡人でもたくさん集まればよい知恵が出るという意味なので、手伝いを申し出る時に自分を謙遜して使えますが、目上の人には失礼に当たるので使わないようにしましょう。

「三人寄れば文殊の知恵」の例文

例文1:三人寄れば文殊の知恵というから、一人で抱えずみんなで解決したらうまくいくかもよ。
例文2:みんなで勉強すれば、三人寄れば文殊の知恵でわからないところも補えあえる。
例文3:頼りない僕でも三人寄れば文殊の知恵というようにいいアイデアも出るかもしれない。
例文4:クラブの悩みは部長だけが抱えることはない。三人寄れば文殊の知恵というように同期の仲間はたくさんいるからもっとみんなで考えよう。
例文5:三人寄れば文殊の知恵と思ったが、解けない問題は三人そろってもやっぱり解けない。

「三人寄れば文殊の知恵」をうまく用いる

「三人寄れば文殊の知恵」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。