「顔色をうかがう」の意味 「顔色を見る」「顔色を読む」「鼻息をうかがう」などの例文

「顔色をうかがう」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「顔色をうかがう」の意味と例文を紹介していきます。

「顔色をうかがう」の読み方

読み方:かおいろをうかがう
「顔色をうかがう」は「顔色を見る」「顔色を読む」「鼻息をうかがう」など様々なバリエーションがあります。

「顔色をうかがう」の意味

意味:相手の表情に注意して気持ちや考えを探ること
「顔色をうかがう」は人の顔にはその人の心の状態が反映されるものなので、顔を見ることで心の様子を推測することができます。そんなところから、「顔色をうかがう」という慣用句ができたと言われています。

「顔色をうかがう」の例文

例文1:彼は教師の顔色をうかがうことばかりしているので、いつもおどおどとした自信のない態度をしている。
例文2:話の途中でいきなり相手が黙ってしまったので、相手の顔色をうかがうとしんどそうだった。

「顔色を見る」の例文

例文1:彼の父はよく怒鳴るので彼は父の顔を見てばかりいる。
例文2:顔色を見ると母は何か怒っているかのようだった。

「顔色を読む」の例文

例文1:子供の顔色ばかり読んでいては、子供のしつけにはよくない。
例文2:社長の顔色を読んでいたのは、社長が機嫌を損ねないように気を付けるためだ。

「鼻息をうかがう」の例文

例文1:子供の鼻息をうかがうととても気持ちよさそうに寝ていた。
例文2:彼らの方が主導権を持っているので、常に鼻息をうかがっておくほうがいいだろう。

「顔色をうかがう」をうまく用いる

「顔色をうかがう」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。